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  • nakarakaneko04

障がい者就労支援事業A型 株式会社なから           『編み物の話』

長野市青木島の障がい者A型就労支援施設『株式会社なから』です。

こちらでは雪が物凄いことになっています。

連日の大雪で雪かきをしては降られしては降られ、を繰り返している状態です。。。


最近ではシャインマスカットやユーカリのお仕事も落ち着き、みんなでパソコンとにらめっこする日々です。

私は今のところ、靴下の糸端末処理という、編み機で作られた際に出てくる糸端をカットする仕事をしています。

なので靴下に絡めたお話をしようかと思います。


私の趣味は編み物です。かぎ針も棒針も使います。

一番最初に編み物に触れたのが、小学校の頃の家庭科クラブ(と言っても週に1度放課後の1時間程度)でした。

いつもは料理や裁縫をするのに、その時は急に編み物をやりましょうという事になりました。当時は毛糸なんて今ほど良いものもなく、手芸屋でたっっっかい毛糸を少ない品揃えから選んだ気がします。マフラーを編みました(何編みだったかは時空の彼方です)。

編むことはとても楽しくて、家に帰っても宿題の後にちょこちょこと編み進めていました。  ですが所詮、小学生の初心者が作ったもの。日常で使えるような可愛いものではありませんでした。


ここで一旦私の編み物熱は終わりを迎えます。


話は飛んで。

うつ病になり当時の会社を退職したのち、療養をするために一人暮らしを始めました。

すると、まあ〜することが無い。ここで1つの転機を迎えました。

ハンドメイドというジャンルに手を出し始めたのです。最初は小物入れやらバッグやら。レジンでアクセサリーを作ったりもしました。

当時、働いてないのでもちろんお金はありません。全て100円均一で揃えられる程度のクオリティの物しか作れません。それでも『作ること』が唯一楽しく、時間も潰せたので、熱は一向におさまりません。物を作る以外に、とにかく何にも興味が持てなかったのです。


ある日、祖母の誕生日が近くなり、その頃、祖母には精神的にも金銭的にもとても助けてもらっており、なにかお礼をしたかったのです。しかし当然お金は無い。

そこで、ファーコートをリメイクし、ちょっとおしゃれなデザインのネックウォーマーを作りました。生地自体は悪いものではなかったのですが、なにぶんユーズド。

誕生日のプレゼントとしてはどうなの?と今では思いますが、当時はそれが精一杯でした(祖母にプレゼントはしたのですが、やはり祖母には扱いづらいデザインだったようで。その後使用しているところを見たことはありません(笑))。

デザインを探している際、ニットのネックウォーマーでかわいいものが沢山目に入り、本当は挑戦したかったのですが、道具もなかったので諦めざるを得ませんでした。

その後、少し経ち、造りたいものは粗方作り切ったので、改めて編み物をしてみようと思い、まずは100円均一を訪れました。その時かぎ針を見つけたので試しに購入し、実践してみました。しかし、それが失敗でした。

しばらく練習していたのですが、一番の目標は靴下を編むことでした。ですが編み物について勉強していくうち、「靴下は棒針で編むのが普通」ということを知り、愕然としました。それでもあきらめずかぎ針でできる編み図を探し、ようやく見つけたのですが、やはり出来上がりはお世辞にも外には履いていけない(泣)。

せいぜいがルームソックス。

それでもお金の無い中どうにか道具と材料を揃え、ひたすら棒針を練習しました。

1年くらいはネックウォーマーをひたすら編んで(これも外につけていけるレベルではない)、どうにかメリヤス編み(Vが重なったような編地)の輪編みくらいはなんとかできるようになりました。しかしゴム編み(リブ)の目がバラバラになるのがなかなか直らず、これも練習でしたが、ついにもう我慢が効かなくなり、「いいや、実践で覚えよう!」と着手してしまいました。  


そしてできたのがコチラ↓



履き口のリブがまあ〜酷い(笑)。  

それでもしっかり履けるし、初めての棒針編み靴下ということで感動もひとしお。  

これに味を占め、ひたすら量産し、家族に押し付けていました(笑)。

ここで1度、実家に戻り、就職をするのですが、いつまでも冷めやらぬ靴下の熱。休み時間も延々と編んでいました。

そこで、ある程度お金が入るようになったので、ソックヤーンという物に手を出します。  その名の通り、靴下を編むことに特化した毛糸がありまして、まあまあお高い。

そして何より、毛糸自体がとても細いので、目がとても細かく、まあ編みごたえはありますが時間もかかる。ですがそんなことは屁でもありませんでした。

元々細かい作業をちまちますることが得意と言いますか、大好きなので(笑)。       そして結果から申しますと、編み上げることができました。(例の如く家族に押し付けたので写真はありません(笑))

そしてこの頃になると、編むこと自体に慣れてきたので、祖母へのプレゼント。

3度目にしてようやくまともに外に履いていけるクオリティの物を渡す事が叶いました。  これには祖母も喜んでくれ、恥ずかしながらお褒めの言葉も頂きました。

頑張って良かったなと満足出来ました。


そして紆余曲折あってこちらの「なから」にお世話になることになったのですが、未だに編み物を続けています。

今はきちんと休憩をとるよう心がけているので、休み時間にもひたすら編むといったことはなるべくしないようにしています(やっぱり疲れますので)。  


そして年末から編み始めて1番最新の靴下がこちら↓




レッグウォーマーの機能も備えた極長の靴下です。

ちょうどいい時期なので仕事にも履いていってます。薄手ですが結構あったかいです。  そんなこんなで、今は仕事をしながらなので前ほど時間は取れませんが、少しずついろんな物に挑戦しています。  

自分語りが随分長くなりましたが、というわけで、冒頭にお話していた靴下の糸端末切りも、編地(主に靴下)自体の構造がなんとなく分かっているので、全然苦になりませんでした。むしろ今は楽しいです(笑)。  

最近は他のお仕事をする中でもよく思うのですが、なんでも経験なんだなぁ、これまでの過去も無駄じゃなかったのかもなぁ、と感じています。  

なんてうまく締められた?ところで。。。


ぜひ!なからへ見学しに来てみませんか?  

いらっしゃる際はお電話でご予約ください。  

お問い合わせは026-254-7523まで!

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